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「Most Likely to Succeed」


昨日は、本年度最後の目標達成プログラムでした。 そこで、「Most Likely to Succeed」という映画を鑑賞しました。 映画はアメリカの「High tech high」という新しい取り組みをする高校を取り上げ、 そこでどんなことが行われて、子どもたちがどんな成長をするかを描いたものでした。 アメリカでも時代の変化に大きな戸惑いを抱えています。 大学を卒業すれば就職できた時代は終わり、 親は子どもにどんな教育をさせればいいか迷う。 子どもたちはテストの結果によってA・Bで示される評価表に 自分たちの努力や考え方は反映されていないと戸惑う。 教師たちは、どれだけ真剣に教えても 学期末にはほとんどの生徒が教えたことを忘れていることに悩む。 そんな中で「High tech high」は 対話やチーム力、自分で決定するという行動を通じて 本当の学力(生きる力)を育む学校でした。 授業はなく、教科書もない。 みんなで演劇を作り上げたり 稼働する模型を作る中に 社会や国語、物理や数学を学ぶ。 そんな授業で大学進学ではできるのか、と 疑問視する保護者もたくさんいましたが、 9割以上が大学進学を可能にしていました。 ・・・・・ 小学生には(中学生にも)、 少し難しい内容だったかもしれません。 しかし、社会がどう動いているかは、感じていただけたと思います。 何が正解かわかりません。 正解がない時代です。 だからこそ、 こどもたちには 「自分はどうありたいのか」を考えて、 それに向かって歩み、転んでも立ち上がり、 生きていく力を養っていきたいと 真剣に思っています。

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