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志が志を生む。


3月28日(水) 2017年度のエール最後の日に 3年生を送る会を行いました。 当日は、なんと原田隆史先生も名古屋に来てくださって。。。 先生のサプライズ登場に、エール生は声も出ず…(笑)。 原田先生は最後までエール生と一緒に過ごし、 これまでのエールの歩みをかみしめ これからのエールへ希望を感じてくださいました。 その様子が、4月5日発行の 原田隆史先生のメールマガジンで紹介されました。 ここに転記いたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】原田隆史の◇◆カリスマの目線◆◇ Vol.456 <志が志を生む> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 志について考えている。

前号で触れた名古屋に誕生した「学習支援塾エール」 https://k.d.combzmail.jp/t/7iuj/h06p1hr0utvari31wdhnP の卒業生(この春、高校へ入学する生徒)を送る会に参加した。

エールには、小学生と中学生が在籍し、 大学生と社会人が学習サポートに入り、 それに加えて、複数の大人が自立型教育である「原田メソッド」を教えている。 教える、というよりは「学び合っている」が正しい。 生徒の希望進路は普通科、芸術科、特進とそれぞれではあるが、 結果を出すための学びは同じである。 同じ教室にいる小学生も、自分の勉強や野球で結果を出すための考え方を学び、 それを文字に書くということを通してアウトプットしていく。 それぞれの未来の全体計画が「原田式長期目的・目標設定用紙」であり、 成功のためのシナリオ・ストーリーである。 そして、日々の成長を実感し、自信を高めるために「日誌」を書き、 大切な行動を習慣化するために「ルーティンチェック表」に日々〇を入れていく。 このツールと一連の行動、そして他者との関わり合いが生徒を自立させ、 それぞれが立てた目標に、自らの力で到達できる人に育っていく、という仕組みである。

卒業生のスピーチは「愛」と「希望」を語っていた。 それを送る小中学生のスピーチは「愛」と「感謝」を語っていた。 大人のスピーチは「愛」と「使命」を語っていた。

式の中で「今春から、卒業生も参加できる新たな高校生エールを開設する」と発表があり、 子どもたちも大喜びであった。 これで、小中高校生の三世代が共に学ぶことになる。

今回の新たな動きは、創設した大人たちの志から生まれている。 そこには「愛」がある。 我が子の学力だけではなく、人間力も共に高めたい。 自分の子どもだけではなく、友達や周りの子どもたちもみんなで成長して欲しい という切なる願いである。 そして、それをサポートする大人は、教える側に回るのではなく、 子どもたちと共に成長する、成長出来るという思いが込められている。 まさに共生、協働である。

大人たちの「愛」と「使命」が、 子どもたちの「愛」と「希望」を育んだと感じる。 大人たちの志を、子どもたちが志として引き継いだと感じる。 その証拠がスピーチから強く感じられ感動した。 しかも無理なく、自然に、自然体なのである。

志というものは、対面での熱い教育や陶冶、面授によって培われると思いがちだが、 緩やかで、自然体の「愛」という形でも受け継がれるということを 子どもたちから学んだ。

式の間は、感動と感心しっぱなしであった。 とても素敵な素晴らしい時間であった。 みなさんありがとうございました。

今日はここまで。

原田隆史

 

中学3年生になる息子が、 スパルタ塾をクビになったことをきっかけに、 学力だけあればいいのか、 やる気って何なんだろうか、 子どもたちの可能性は無限のはずだ・・・と思い、 自立型人材を育成する「原田メソッド」で 学力向上・志望校合格をめざす塾を作りたいと言った時、 私の手には、何もありませんでした。 資本も、スキルも、人材も、ノウハウも。。。 あったのはただひとつ。 子どもたちに〝自分〟という翼を授けたい。という思いだけ。

そんな思いに、 チカラを貸してくれて、

一緒に歩んでくれた原田先生、井坂先生。 子どもたちの将来のために、と 集まってくれたスタッフのみんな。 前例のない塾に、可能性を感じて、 受験という大事な時期を エールに預けてくれた卒業生。 ここは自分たちが学ぶ場だと 一緒に築き上げてくれたエール生。 資本がなくて、 開校から1年間は公民館など公共の会議室を借りて運営しました。

ようやく教室が持てるようになった今も 私の手には何もなく、 あるのは、 私の思いを汲んで、 自ら育ってくれるエール生や 自ら動いてくれるスタッフの「志」だけです。 原田メソッドによって 〝自分〟という翼を得た子どもたちが世界に羽ばたいて、 彼らの手で、未来を、世界を平和にしていってほしい。 そして、いつでもいつまでも ここは、エール生にとってのホームであることが、私の願いです。

エール株式会社 学習支援塾エール 岡留輝美

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