子どもに目標がない時は・・・(メルマガより)
私が学習支援塾エールのような
「原田メソッド」を軸にして人間力を育む・・・を
テーマにした塾を経営していると、
お母さん方から
こんな相談を受けることがあります。
「うちの子、目標がないんです・・・」
聞けば、年頃は小学低学年〜中学生。
勉強は嫌いじゃないけど、特にやる気があるとは思えず、
部活も何となくやっているように〝見える〟そうです。
それに比べて、エールに通う子どもたちは
「しっかりと目標があり、それに向かって着実に歩む力をもった子どもたち」に映るようです。
そんなとき、私は必ずこう答えます。
小・中学生で「目標がない」って、
普通のことですよ。
と。
大人の私たちから見ると
目標もなく、何となく毎日を過ごしている子どもたちは
物足りなく感じるかもしれませんが、
思い出してみると
私たちが小・中学生の頃に
「目標」を持って励んでいた子どもはほとんどいなかったと思います。
そんなもんです。
私も何となく小・中学生時代を過ごしました(笑
そんな私の話を聞いて、「そうですか・・でも」と、
話を続けようとするお母さんに、
私はさらに
「〝やりたいこと〟はまだ見つからなくても、
〝やるべきこと〟はありますよね」と、お話しします。
小学低学年なら「毎日、自分から宿題をやる」とか
中学生になれば「次のテストは何点アップさせる」とか。
それは、特別やりたいこと…ではないけれど、
それらをいかに楽しく前向きに取り組めるようになるかが
これからの人生で
〝やりたいこと〟を見つけ、
〝やり抜くチカラ〟を育む土台になると思います。
エールの子どもたちが目標を持って、
日々、前向きに実践しているように見えるかもしれませんが、
まだやりたいことを見つけられない子もいっぱいいます。
それでいい、と私は思っています。
やりたいことが見つかるように
失敗も含めて、彼らのすべてを認めて、
見つかった時に自分の力を発揮できるように
今のうちに長所を磨いておく。
そのために、
今は、
やるべきことを楽しくやる。
「おやこ塾 NAGOYA 2018」は
エール生が準備・運営を行なっています。全員参加です。
準備の話し合いはとても楽しそうです。
教室が笑いで溢れかえっています。
中には、
準備も運営もがんばっているから
絶対に見にきてね!とお母さんに伝えた子がいて、
「参観日はいつも〝来ないで〟という子が、そんなことを言ってくれた」と
喜んで報告してくれた保護者もありました。すごく嬉しいです!
ぜひお子さまの成長を見ていただきたいです♡
今、目標がなくても大丈夫!
いつか芽吹く日のために、
〝楽しい〟という気持ちを
いっぱい育ててあげたいなと思っています。