1ヶ月間、オンライン授業をしてわかったこと〜 ③タイミング イズ マネー 〜

学習支援塾エールでは、臨時休校中を機に、全講義をオンライン化しました。
 

 
メルマガでは、数回に分けて、オンライン授業を展開して気付いたことなどをお伝えしようと思います。


 

これから、オンライン授業を検討する方やオンライン授業で学ぶ子どもたち、
 
そして、コロナに負けない経営を目指すリーダーのみなさまに少しでも役立てていただければ幸いです。
 

 
過去の記事はこちら
 
①予測と準備
 
②ブスッとしないご機嫌に
 

 

・・・・・・・・・・・・・・・
 

 

学習支援塾エールの特徴は「授業なし、教材なし」のアクティブラーニングです。
 

 
月2回の「目標達成プログラム」の授業で「成功の技術(原田メソッド)」を学び、
 
月6回の「チーム学習会」では、自分の目標に合わせて、自分で考えて教材を持ってきて、自分で計画を立てて進めます。
 

 

小学4年生から高校生までが同じ教室に集い、各自で勉強を進めながら、
 
わからない問題を教えあったり、大学生の学習アドバイザーに指導してもらったりしています。
 
英語を勉強する子もいれば、数学の問題を解く子もいます。
 
そこには、自分で考えるという「自由」があり、「自由」を得て、人を成長させる仕組みを持つのがエールの真骨頂です。
 

 

 
ところが、オンライン受講に切り替えるにあたり、
 
困った。。。と思ったのが「チーム学習会」でした。
 

 

 
チーク学習会は、3〜4名のグループに分けて、学習を進めました。
 
各グループに先生1名(大学生の学習アドバイザー)を配置し、わからないところがあればすぐに質問できるようにしました。
 

 
ところが、これだけでは、
 
エールらしいアクティブラーニングは実現できないとすぐにわかりました。
 

 
エール生が、わからない問題を質問してくれればいいですが、
 
質問がないと、各自がどんな勉強をしているか見えなくて、
 
理解度も進捗度も把握することができなかったのです。
 

 
教室なら、ノートに書き込む様子を見て「今、こんな勉強をしているんだな」「あれ、ここはあまり理解できていないようだな」と気付いて声をかけてあげられます。
 
しかし、オンラインではノートを覗きこむことができません。
 

 

挙句に、学習アドバイザーの大学生は、画面越しに黙々と勉強するエール生を見守るだけ・・・という日もあったのです。
 

 

 
そんなのエールじゃない・・・!


 

 

そこで、私たちは「行動の見える化」を心がけました。


 
・授業前に学習計画を発表し、チームでシェアする
 
・授業時間中に、学習アドバイザーと1対1の面談をいれる

・各自の課題の進捗状況を記録して、学習を促す時の参考資料とする
 
・「質問シート」に記入させて、エールの授業前日に提出させる


 

ポイントは2点。
 
エール生には「より積極的な学習姿勢を意識させること」
 
学習アドバイザーには「コミュニケーションを取るきっかけを作ること」です。


 


 
「タイミング イズ マネー」


 

気付いたら、すぐに行動に移す。
 

 
オンライン受講は私たちにとってもまだ手探りで、調整段階にあります。
 
うまくいかないこと、知らないことだらけで、
 
いつもいつも、私の頭の中は「どうしよう、どうしたらいいだろう」という気持ちでいっぱいです。
 

 
しかし、
 
「どうしよう」と考えているからこそ、
 
「こうすればいいかも」「これが使えるかも」というアイディアが生まれます。
 

 
毎日改善、毎日更新。です。
 

 

好機を逃さないためにも、

思い立ったらとりあえずやってみる、を心がけると、

少しずつ扉が開いてくると思います。
 

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。
 

 
次回は「④ 心のコップを上向ける」をテーマに、
 
オンライン授業で、私たちが最も大事にしたことをお伝えします。